肝炎

慢性のウイルス性肝炎の経過は?

肝炎ウイルスに感染した後、免疫反応が起こらないでそのままウイルスの感染が続く人をキャリアといいます。そのなかから慢性肝炎を発病する人が出てきて、繰り返し炎症を起こすうちに肝硬変となり、やがて肝がんを発生させます。ただし、全ての人が肝がんまでの経過をたどるわけではありません。

キャリア

ウイルスの感染が持続している人。症状の出ない人を無症候性キャリア、免疫反応が起こった後、おとなしいタイプのウイルスに変わった人を非活動性キャリアといいます。

慢性肝炎

キャリアの人に免疫反応が起こると、ウイルスは退治されて数が少なくなり、免疫反応はおさまります。そこでまたウイルスが増加すると免疫反応が起こり、肝細胞も破壊されて炎症が起こります。これを繰り返すのが慢性肝炎です。

肝硬変

肝臓が炎症を繰り返し起こし、肝細胞の破壊と修復を繰り返して肝細胞が線維化して固まり、肝臓の働きが低下した状態です。ただし、かなり進行しないと症状は出ません。

肝がん

慢性肝炎で肝細胞の破壊と修復を繰り返すと、遺伝子に変異が生じてがんが発生します。原因はウイルス性肝炎によるものがほとんどです。(C型肝炎70%、B型肝炎20%)。肝がんは比較的、ほかの臓器に転移しにくいのですが、肝臓内で次々と発生するのが特徴です。

 

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