アルコール関連肝疾患|いしい内科・糖尿病クリニック|岩手県盛岡市
飲酒が原因で肝機能の異常をきたす病気のことを、以前は「アルコール性肝疾患」と呼んでいましたが、近年「アルコール関連肝疾患」という病名に変更されるようになりました。
アルコール関連肝疾患とは
アルコール関連肝疾患とは、長期にわたる過剰の飲酒が原因で、脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどの病気を引き起こすものです。
※過剰な飲酒とは、1日に純エタノールに換算して60g以上の飲酒(常習飲酒家)をいいます。
各種アルコールの換算量
種類 | 量 | アルコール度数 | アルコール換算量 |
ビール | 500ml | 5% | 20g |
日本酒 | 1合180ml | 15% | 22g |
焼酎 | 1合180ml | 35% | 50g |
ワイン(1杯) | 120ml | 12% | 12g |
ウイスキー | ダブル60ml | 43% | 20g |
ブランデー | ダブル60ml | 43% | 20g |
アルコール関連肝疾患の治療
アルコール関連肝疾患の治療の基本は断酒に尽きます。
アルコール依存症の診断、治療においては、精神科医師との連携が必要となります。
いしい内科・糖尿病クリニックでは、近隣の精神科病院・クリニック(未来の風邪せいわ病院、もりおか心のクリニックなど)または心療内科クリニック(加茂谷心療内科)に紹介し、連携して治療を進めていきます。
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